この記事で学ぶこと
米国の高配当株の2021年の動向
配当利回りと注目のETF
株式とインデックス投資の比較
この記事でわかること
パフォーマンス
米国株投資家には高配当株による配当金戦略は非常に人気があります。これは日本だけでなく、米国においてもインデックス投資だけでなく配当金戦略も人気が出てきてる事からも注目度が高いよ。
2021年の最新高配当株の動向をウォッチするよ。マットも投資しているETFの現状と今後を3つの銘柄で紹介するね。紹介するSPYD、VOO、VIGは有名なETFだね。去年と今年のパフォーマンスを比較するよ。
VOOは大型株500銘柄 → VIGは10年連続増配の大型株200銘柄
VOOは経費率、増配率、リターン → VIGは分配金利回り
VOOは大型株かつS&P500に投資したい → VIG業績が手堅い企業に投資したい
ETF, VOO…. 用語がわからなくて、クラクラするよーー :-(
・ETFってなに?ってまなぶくんには、以下を読んでね。
用語がわからない人は、ひとまずこのページの各ETFの特徴とETF用語を覚えてね。
では早速VIGとVOOの比較から見てみよう。SPYDはのほど説明するよ。
高配当ETFの代表3つだね
- VIG 【Black Rock社】- 財務健全性・組み替えの速さ
- VOO【Vanguard社】 – 安定重視の高配当ETF
- SPYD【State Street】- とにかく高利回り重視
高配当が魅力のETF、VIG
、VOO
、SPYD
を比較分析してみました。
各ETFの開始時期が違うため、トータルリターンの単純比較はできませんが、
各ETFとも、高配当ながら異なるベンチマークや、リバランス(銘柄組み替え)のタイミングが違うので、コアセクターや値動きに違いが出ているね。
あー もうわからない。横文字多すぎ。。。 それに3つって言われても違いがわからない。。
大丈夫簡単だよ。たとえばETFってなまえはいったん忘れて、株式の幕の内弁当だと思ってね。
つまり、Apple株やコカ・コーラ株を個別で買うには膨大な資金がいるよね?それにApple株に全財産をつぎ込んで買っても、もしiPhoneの売り上げが下がればそれで投資資金は減るよね。
そんな君に、幕の内で株式銘柄をバランスよく組み言えれて、米国優良企業だけに投資できるのがETFだよ!
高配当ETF | 特徴 |
---|---|
VOO | 大型銘柄 増配株中心 S&P5000. 消費財、生活必需品、エネルギー、石油・ガス、電気通信セクターなど510銘柄。 いわゆる”GAFA”も入っています! 年4回/年: 四半期に一度リバランスで安定運用 経費率:0.03% |
VIG | 安定重視 景気動向の影響を受けやすい不動産・HDVエネルギーセクターを除外 特徴:配当利回りがS&P500を上回る安定した企業のみを組みれ。金融、消費財、医療など。 VYMは400銘柄という数の多さも特徴だね。ちなみに”GAFA”は入っていません。 年1回: リバランスで回転率を低くし安定重視 経費率:0.06% |
SPYD | とにかく高利回り SYPDの組入銘柄は高配当株中心で、S&P500の80社以上に均等分散。ハイテク、不動産など。 年2回:景気後退や、株価下落の場合無配当や減配リスク 経費率:経費率 |
ETFとは、特定の指数、例えば日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)等の動きに連動する運用成果をめざし、東京証券取引所などの金融商品取引所に上場している投資信託です。
市場急落時に、売買シェアが上昇し、純資金流入となった銘柄として注目されたのが、ETFでした。市場の上がり下がりでパフォーマンスが容易に把握でき、運用の透明性が高いことが注目されたね。
ETFは、“Exchange Traded Funds”の略で、「上場投資信託」のこと。株式連動する指数は株式だけでなく、債券、REIT(リート)、通貨、コモディティ(商品)の指数もあるよ。投資先も日本から海外に広がり、投資しにくい国と地域と資産に手軽に投資ができるようになったよ。
似ている商品として投資信託に「インデックスファンド」だね。 ETFは、そのインデックスファンドが金融商品取引所に上場しているようなイメージの金融商品。 ETFもインデックスファンドも運用の目的は同じで、指数の動きに連動する運用成果をめざす、指数連動型の投資信託。対象指数と同じ銘柄・比率で株式や債券を保有する方法や、定量的な分析によってその株式や債券の保有比率を工夫する方法、また、派生商品を使う方法で、指数の動きに連動する運用成果ができるよ。インデックスファンドは、1日1回算出される基準価額で、1日1回しか取引きできませんが、ETFはそのインデックスファンドを投資家の判断で、金融商品取引所の取引時間内に、株式と同様に相場の動きを見ながら売り買いができるとイメージするとわかりやすいと思います。
実際にETFを購入するには?
各証券会社の「定期買付」機能を使いこなして、ETFの積立でインデックス投資をする方法を下記の記事で紹介しています
まとめ
各ETFの特徴をまなびましたね。リバランス含めETFも分散投資することを強くお勧めだね。
VIGは連続増配ETFということで、増配率が良いイメージ。景気悪化時でも業績が下がらない、よりディフェンシブなポートフォリオにしたい時にVIGを活用もりだね。
リーマンショック後は米国の株式市場が大きく上昇する局面だったということもあり無配の成長株を多く含むVOOのパフォーマンスが総じて良い結果に。2021年は特に株価上昇により前半はS&P500が組み入れているETFが優位で、後半年末にかけての金利、増税、インフラ投資によって動きがでてくるので市場をウォッチしよう。